〜愛泉こども園の世界〜

愛泉こども園は遊びを大切にした
保育を展開しています。

遊びは乳幼児期にとってとても大事な学びの場です。子どもが興味関心のある遊びや大好きな遊びを存分に遊ぶ過程のなかで、主体性、最後までやり抜く力や、粘り強く取り組む力、そして自分の気持ちを調整しながら他者と関わる力などが育まれていくと考えているからです。このような考えのもと愛泉こども園で大切にしたい3つの思いについて紹介します。

自然と関わる

愛泉こども園には豊かな自然環境があります。沢山の木々や花に囲まれた中で水、土、光、風を感じて遊ぶことで五感や子どもの持つ豊かな感受性が刺激されます。そして自然は毎日変わるので偶然の発見が沢山あります。大切にしているのはレイチェル・カーソンが言う「センス・オブ・ワンダー」の感性を子ども達が持ち続けていけるようにすることです。沢山外で遊ぶことで心の成長となる土壌をふかふかで肥沃なものにしていきたいと考えています。

素材と対話する

今まで日本人が大切にしてきたモノとの丁寧な関わりを愛泉こども園でも大事にしています。素材に十分触れることでその特性を知ったり、素材と素材を組み合わせて何かを作ったり、試し、探求しながら色々なものを創造していきます。素材と関わることは物事の枠組みを違った角度から捉えることにもなります。

自分を表現する楽しさを知る

愛泉こども園は一人一人が遊びの中でどう感じているのかを大切にしています。そのため子どもの面白いと思っていることをみとり受け止められるようにしています。そうすると子どもも安心して自分の思いを色々な形で表現してくれます。表現の仕方は言葉だけでなく、動作や表情、絵や作品等、いろいろな方法があります。様々な表現で思いや気持ちを語ること、それは自己を形成するために大事な事だと思っています。その1つとしてアトリエがあります。アトリエは子どもの表現を創造力に溢れ詩的なモノとして捉える感覚が研ぎ澄まされる場です。
“感謝するこころ”を育む
キリスト教保育
キリスト教保育は、神さまから与えられた子ども達1人ひとりを
「かけがえのない大切な存在」として受け入れ、
イエス様を通して示される神さまの愛と恵みを持って育て、
また今この時を喜びと感謝をもって充実した生活を営み、
そのことを通じて生涯にわたるしっかりとした生き方の基礎を培います。
「共に生きる社会と世界をつくる、自律的な人間を育てること」がキリスト教保育の理念です。
『ありがとう』
※子どもたちと保育者が作った詩です

あそんでくれて ありがとう
やさしくしてくれて ありがとう
ともだちになってくれて ありがとう

おふとんかけてくれて ありがとう
しんぱいしてくれて ありがとう
うんでくれて ありがとう

ぼくたちのまわりには ありがとうがいっぱい

ありがとうっていうと
こころがぽかぽかするよ
えがおになるよ
うれしくなるよ

おじいさん おばあさん
おとうさん おかあさん おともだち
みんな たいせつなたからもの

だから こまっていたら たすけるよ
だいすきだよって いえるよ
ありがとうって いえるよ

ありがとうは まほうのことば
めにはみえないけれど
かみさまからの おくりもの

だから いつも ありがとうって
いえるといいな

〜キリスト教保育の
理念に沿った行事のご紹介〜

花の日礼拝・慰問

美しい花を前に礼拝し、病院や老人福祉施設、警察署、消防署などに慰問に出かけます。自然と笑顔がこぼれます。

11月/感謝祭

収穫された沢山の野菜、穀物、果物前に感謝し、みんなでカレーをつくって美味しくいただきます。

12月/クリスマス会

神さまのひとり子 イエス様のお誕生日をお祝いする日です。厳かな雰囲気のなか行います。

旧約聖書と新約聖書のおはなしの会天地創造(神さまが作った世界)からイエス様の時代へ

6日間かけて光をつくり、昼と夜を分けられ、天と水を分け、水の中から陸地をつくるために、海と陸を分け、海の中には魚や海の生物をつくり、陸には木々や花や実をつける草花、虫、動物たち、そして最後に人間をつくられた。 そして7日目に休まれた話から、その人間が増えて、しだいに心が神さまから離れ、そして戦争をしたり、争いを起こしたりと、人々の心は冷えきっていくお話をします。そこにイエス様がお生まれになって、人々の心を愛でつつんで、冷えた人間たちの心を温かな心にかえてくださるというお話が繰り広げられていきます。

幸せな子ども時代を過ごして欲しい。

 全ての子ども達に対する切なる願いです。しかし変化の激しい時代の中で私たちは子ども達が将来大人になった時、生き抜くためにはどんな力が必要か、そしてその力を身に付けるためにはどうすれば良いかを考えなくてはなりません。その中で最近の教育分野では幼少期に非認知能力をつけることが重要だと考えられています。  

非認知能力とは学力として測れないその子が持つ内面の力を言います。例えば最後まで粘り強く取り組む力、他者と関わる力、自分の感情をコントロールする力などが挙げられます。その力を身に付けるためにはどうすれば良いか、実はその方法に答えはありません。嫌いなことでも一生懸命頑張ってやらせることで育つかもしれないですし、自分の好きな事や興味のあることをして存分に遊ぶことで育つかもしれません。だからこそまずは子ども達がこれをやれば将来社会的に成功する。そういったことから解放され、私は心をときめかせながら遊ぶ子どもの傍らに立ち、想いを寄せて、感情を共有し、子どもの発見に驚き、子どもの痛みや葛藤に共感したいと思います。

河井酔茗の詩の一節にあるように「鳥のように歌い花のように笑っている」子ども時代を送りながら生の喜びを味わって欲しいと思います。そしてこの世界は素晴らしく生きるに値することを心に刻んで欲しいと思います。その経験が将来大人になり生活を営んでいるふとした時にぱっと心の奥底から呼び起こされて人生の彩りを与えてくれれば、私にとってそれほど嬉しいことはありません。

愛泉こども園
副園長 中村 知嗣